今、一番のポイント
合志川&双子池
2008/12/28
2008年今年もどうやらこれで皆勤賞かな?と言っても「クリスマスとボーナスでたというのにお店は閑古鳥ばかり」とぼやくママ、ヘラブナ釣りの世界も御同様でしてどこに行っても景気の良い
話はない。「でもやっぱり釣りたい、見たい、顔みたい」と21日朝、出かけてみたのは「ここならどんな過酷な条件でも絶対釣れると確信できる湖次郎とって置きの釣り場「合志川石組み」やや流れはあるがかえって冬場にはヘラブナが活性しているのでうまくいけば「入れ食い」もある。午前8時まさに天の救いか冬には珍しい大粒の雨「♪雨、雨降れ降れもっと降れ・・・」と得意の演歌を口にしながら(ママに言わせれば雑音よりましだけど・・・)ご機嫌の竿出しは9尺,道糸1号、ハリス0.5号(40,25)ハリ4号(グルテン専用)ウキは矢住二天作金文字デカトップ#3しもり直前の小さなチクをめやすにしての食わせはグルテン,上えさはバラケマッハとがってんと粒戦。
本来ならばマッシュで充分のすこぶる魚影の濃い川ですがこの寒い冬場なので万全を期す事にした。これであとはヘラブナ次第の気楽な釣りとなった。30分またたくまにすぎ、1時間経過するもノーアタリ。雨は雷を伴った凄い降りとなった。釣り心は「やめて帰ろうか」という弱気な方向へと向かう。「こう閑だとあなたも枯れ木の賑わいだから帰らないで」色っぽく迫られる場面のようにヘラブナには男心をぐっとひきつける魅力がございます。辛抱の30分がまたすぎる頃突然ウキが動き始めるしもる直前のチクとした動きが確実にヘラブナをとらえ始めた。泣き尺から7寸までの釣りはこの時期には嬉しいものです。
底の具合も左30度より流して右30度でやや障害物がありそこへエサが集中することでへラブナのダイニングキッチンが出来上がったようだ。雨も小止みになったしどうやら今日はイタダキの感ありとほくそ笑む。「でもあなたってこんな時いつもずっこけるのよね」とママの声がしたようだった。その通りだった大雨のせいだろうかそれとも上流の堰が開いたのだろうかめったにない合志川の大落しが始まった。突然川は濁流と化し釣りどころか身に危険さえ感じられる。無念の竿納めを余儀なくされてピポッパ!
「帰ってくるよ!」と愛妻殿に電話するも「アナタの幸せは釣り場にあるでしょう。私の幸せはアナタのいない家庭なの粗大ゴミはお掃除の邪魔よ」と嬉しい返事。かくして幸せをもとめて「家なき子」は再び雨の中を旅に出るのでした。合志川河川敷き道路を山鹿へと下り菊池川の橋を渡って国道に出るとミスターマックスの裏にある双子池に到着、ここも冬場にボウズ知らずの場所であります。水深70センチと浅いがエサを打ち出すほぼ一時間ほどで沖目からヘラブナがやってくるのが常のここも魚影の濃さでは他に類を見ない凄さの釣り場だ。雨もやみ薄日がもれるようになった午後1時頃から「帰ってらっしゃい」と言われる時間までお相手の5寸から7寸のへラブナとの楽しいお時間となることを期待して早速の竿出し。ウキは矢住二天作「朱美ちゃんムクトップ#1」全長17センチの最小ウキに変えて辛抱強くアタリを待つ、測ったような一時間後ウキが魚の気配を感じ始める。いつもの事だが釣れると確信していても最初の獲物には緊張をするものでしてあたりの一切の光景がまっしろに見えてウキの姿だけが目の中にある。フワフワとした前触れのあとわずかながら上ずって小さく沈むトップの様は冬のへラブナの典型的なアタリでこれまた静かな合わせで応えると竿の穂先が弧を描きはじめヘラブナ独特の心地よい絞りが始まりやがて大きな弧を描く竿にに逆らうが如く一度沖目へと引っ張る仕草はヘラブナのあがきか、苦しみかそれともはかなき抵抗か、それをやさしく包むように竿の弾力を利用しながら浮かせて玉網へと誘う。
寒さを瞬間わすれ、孤独な釣り心を癒すように1,2,3、1、2,3、アンドウトワ、アンドウトワ、まわってまわってめぐる〜〜〜るぅ。それはあたかもヘラブナ釣り師とヘラブナとの踊る星影のワルツかウインナーワルツ、なんと優雅にして耽美な世界なのでしょうか(7寸のヘラブナを一尾釣るのにここまでひっぱるか)。かくして帰国が許される午後4時まで遊んでくれたヘラブナに感謝して竿を納めました。
と言うことで今年も大変お世話になりました。来年はまたよろしく!
緑川砂利穴
2008/12/19
14日午前8時それはそれは寒い朝であります。霜が真っ白緑川の河川敷を覆いつくしております。こんな日に「ウキが動く場所で釣りたい」という無理難題を押し付けたのは『火の国よくたれ会』の丸ちゃん「しかも出来れば尺半(45せんち)の期待できる所が良い」とのたまう。この時期熊本で一番人気の立岡の池でも貧果が続く状況でたしかに無理な注文だが,火の国熊本は他のところから比べると冬でも尺上入れ食いの場所が多々あるし、尺半は今年2月の寒い時期確かに釣った実績がある事でけっして不可能ではないのだがと思いつつやって来たのは「通称郵便局裏の砂利穴」と呼ばれる小さな砂利採取跡のたまり池。
先ずは鎌を手に持ち雑草を除去する作業から開始どうやら釣り場所を確保し、早速竿出しとなった。本日の主役丸ちゃんは10尺の竿に道糸2号ハリス1号、ハリは7号の大仕掛けは無謀なるも尺半狙い、先ずは底立てで入念な水深を探ることだ。と、ここで二人は大きな溜息、ほっとしたのではなくがっかりした溜息でした。やや減水に加えて今年の夏の大水のせいか土砂が堆積しているようで1.5メートルから2メートルの水深が1メートルそこそこの浅い水深でありました。
「どうする?」という事もないのが「火の国よくたれ会」のちょと可笑しいところで『浅いなら尚結構じゃな〜〜い』と通常では考えられない頭脳集団「これならタナは決まったもんだ」と本日両グルのベタ底、アタリが小さい事を考慮して姫工房作PCムクトップ『忍パートV」の試し釣りもかねて先ずは基礎えさの集魚材入りのエサ(バラケマッハと新B)をポイントに叩き込む。これで魚の反応がなければ「早々に引き上げじゃ」ということになる。「そうね、結構に辛抱強く彼女を待っているかと思えばさっさと帰っちゃうこともあるし、まぁどっちにしろツケだけど」とママのいやみな言葉が聞こえたような?
1時間は頑張ってみようと言いつつ早くも丸ちゃんはいもぷにを作り始めた。お隣の熊谷先生もご推薦の両グルテンの効果は絶大でとたんにウキの動きは活発となりツンと入った。名手丸ちゃん見事なあわせに釣れたのはブルーギル、続いて竿を曲げたのは大きなイダだった。笑いこけながら「これで2目あとはハヤ、マブナ、コイで5目釣りかいな」と思わず言ってしまった。これが丸ちゃんのプライドを大きく傷つけた結果となった「俺はヘラブナのコッパ釣り(8寸前後)なら江津の小天狗と恐れられた昔があるんじゃ」とばかり以後は中型のヘラブナの連荘釣り。型はイマイチだが緑川のヘラブナの姿はまさに貴公子の如く品がありその美貌はどっかの飲み屋のママみたいにまぶしいほど美しいのだ。と、突然のママから電話が「何か御用?あなたの声が聞こえたような気がしたのよ」と。鋭い女の勘に思わずドキッ!「今夜は来るの?」ときた。そのときまたも丸ちゃんの竿にヘラブナがかかった。「ほんなこてうつくしかね!まさにミス熊本だなぁ」「え?あたしのこと?」「勿論ミス熊本はママのことですよん」「アナタって釣りはへたっぴだけど口は本当にお上手ね!」
口は下手だが名手丸ちゃんは今日も絶好調!「ヘラブナ釣りって簡単なんよね」と珍しくビッグマウスになった丸ちゃんの次なる言動は「ここは浅いので飽きちゃったから立岡の池は今不調だそうだけど両グルでなら釣れる気持ちがするけんいくば〜〜い」と鼻息が荒い。
午後1時から立岡の池へと転戦となった。「ベタ釣りでコイの洗礼を受けて悲鳴を上げる事を覚悟しろ!」と一応忠告したし、現地について先着の釣り人からも「さっぱり駄目ですね」と言われて強風で波立つので敬遠されたのか釣り座を誰も座っていない花園池の通称ひな壇にセットする。「ヘラブナ釣りは風を味方に波を友にせよ」これって意外と当るんです。本日もこれが効を奏したか、それとも丸ちゃんの強運?なのか13尺の竿出し直後から面白いようにヘラブナを釣り上げる。予想したコイはほとんど姿が見えない「そんな馬鹿な」とこちらはコイにハリスを切られっぱなしの不運「小さなヘラブナ(尺上程度)釣りはこんなに簡単なのです私には」とまたも豪語する姿に反論できないボウズの私がそこにいましたっけ。恐るべし両グルベタ釣り!不調の花園池でも2時間でこの時期15尾は「たまがったばい」と脱帽のわたしでした。本日ママの格言「あなたっていつもすぐそばに幸せがあるのにあなたには近くて遠〜いのね」
緑川砂利穴
2008/12/19
14日午前8時それはそれは寒い朝であります。霜が真っ白緑川の河川敷を覆いつくしております。こんな日に「ウキが動く場所で釣りたい」という無理難題を押し付けたのは『火の国よくたれ会』の丸ちゃん「しかも出来れば尺半(45せんち)の期待できる所が良い」とのたまう。この時期熊本で一番人気の立岡の池でも貧果が続く状況でたしかに無理な注文だが,火の国熊本は他のところから比べると冬でも尺上入れ食いの場所が多々あるし、尺半は今年2月の寒い時期確かに釣った実績がある事でけっして不可能ではないのだがと思いつつやって来たのは「通称郵便局裏の砂利穴」と呼ばれる小さな砂利採取跡のたまり池。
先ずは鎌を手に持ち雑草を除去する作業から開始どうやら釣り場所を確保し、早速竿出しとなった。本日の主役丸ちゃんは10尺の竿に道糸2号ハリス1号、ハリは7号の大仕掛けは無謀なるも尺半狙い、先ずは底立てで入念な水深を探ることだ。と、ここで二人は大きな溜息、ほっとしたのではなくがっかりした溜息でした。やや減水に加えて今年の夏の大水のせいか土砂が堆積しているようで1.5メートルから2メートルの水深が1メートルそこそこの浅い水深でありました。
「どうする?」という事もないのが「火の国よくたれ会」のちょと可笑しいところで『浅いなら尚結構じゃな〜〜い』と通常では考えられない頭脳集団「これならタナは決まったもんだ」と本日両グルのベタ底、アタリが小さい事を考慮して姫工房作PCムクトップ『忍パートV」の試し釣りもかねて先ずは基礎えさの集魚材入りのエサ(バラケマッハと新B)をポイントに叩き込む。これで魚の反応がなければ「早々に引き上げじゃ」ということになる。「そうね、結構に辛抱強く彼女を待っているかと思えばさっさと帰っちゃうこともあるし、まぁどっちにしろツケだけど」とママのいやみな言葉が聞こえたような?
1時間は頑張ってみようと言いつつ早くも丸ちゃんはいもぷにを作り始めた。お隣の熊谷先生もご推薦の両グルテンの効果は絶大でとたんにウキの動きは活発となりツンと入った。名手丸ちゃん見事なあわせに釣れたのはブルーギル、続いて竿を曲げたのは大きなイダだった。笑いこけながら「これで2目あとはハヤ、マブナ、コイで5目釣りかいな」と思わず言ってしまった。これが丸ちゃんのプライドを大きく傷つけた結果となった「俺はヘラブナのコッパ釣り(8寸前後)なら江津の小天狗と恐れられた昔があるんじゃ」とばかり以後は中型のヘラブナの連荘釣り。型はイマイチだが緑川のヘラブナの姿はまさに貴公子の如く品がありその美貌はどっかの飲み屋のママみたいにまぶしいほど美しいのだ。と、突然のママから電話が「何か御用?あなたの声が聞こえたような気がしたのよ」と。鋭い女の勘に思わずドキッ!「今夜は来るの?」ときた。そのときまたも丸ちゃんの竿にヘラブナがかかった。「ほんなこてうつくしかね!まさにミス熊本だなぁ」「え?あたしのこと?」「勿論ミス熊本はママのことですよん」「アナタって釣りはへたっぴだけど口は本当にお上手ね!」
口は下手だが名手丸ちゃんは今日も絶好調!「ヘラブナ釣りって簡単なんよね」と珍しくビッグマウスになった丸ちゃんの次なる言動は「ここは浅いので飽きちゃったから立岡の池は今不調だそうだけど両グルでなら釣れる気持ちがするけんいくば〜〜い」と鼻息が荒い。
午後1時から立岡の池へと転戦となった。「ベタ釣りでコイの洗礼を受けて悲鳴を上げる事を覚悟しろ!」と一応忠告したし、現地について先着の釣り人からも「さっぱり駄目ですね」と言われて強風で波立つので敬遠されたのか釣り座を誰も座っていない花園池の通称ひな壇にセットする。「ヘラブナ釣りは風を味方に波を友にせよ」これって意外と当るんです。本日もこれが効を奏したか、それとも丸ちゃんの強運?なのか13尺の竿出し直後から面白いようにヘラブナを釣り上げる。予想したコイはほとんど姿が見えない「そんな馬鹿な」とこちらはコイにハリスを切られっぱなしの不運「小さなヘラブナ(尺上程度)釣りはこんなに簡単なのです私には」とまたも豪語する姿に反論できないボウズの私がそこにいましたっけ。恐るべし両グルベタ釣り!不調の花園池でも2時間でこの時期15尾は「たまがったばい」と脱帽のわたしでした。本日ママの格言「あなたっていつもすぐそばに幸せがあるのにあなたには近くて遠〜いのね」
今週の週間つりニュース「ツインズ
2008/12/10
統計上、双子の確率は1000人に4人の割合0.4パーセントですが熊本県の人口は190万人であります。この熊本県で双子でヘラブナ釣りをやっているのは今日ご紹介するチームアドバンスでは通称『ツインズ』と呼ばれている北橋兄弟のみ、双子の兄弟がヘラブナ釣りをやる確率はざっと200万分の2即ち確率からすると0.00000001ということになりますが、そこでお店のママに言わせると『あなたがツケを払ってくれる確率よりはやや高いわね』「・・・・・・・・」
7日水溜りに氷が張っている極寒の朝7時宇土市立岡町にあります、花園池の通称ひな壇で竿を振っておりました。道糸0.7号,ハリス0.35号【上10センチした80センチ)ハリ(上9号下1号)のオカメ段差床、バラケは湖次郎スペシャルプラスバラケ専用を使用する。
寒い真冬にもかかわらず矢住二天作トンカチウキ「ヤマトT」は快調に動き『叔父さんどうですか』とツインズの弟龍二の声が聞こえる頃には12尺の竿はすでに5尾のへラブナが弧を描いておりました。坊主をよそうしていただけにに満足の朝でした。『叔父さん』とそう呼ぶ?そうなんです彼らは私の通称甥っ子?であります。
彼らの親父とは義兄弟同然の付き合いで子供の頃ヘラブナ釣りにつれて行ったのが長じての今二人がヘラブナ釣りにのめり込む原因となったようでございます。8年前親父からの突然の電話『あんたがやっとる悪い遊びばこどんが始めたばい』の言葉で驚いて釣り場に行った時はもうすでに遅かった。給料のほとんどをヘラブナ釣り道具につぎ込んでイッパシの格好で釣っていたのだ。『そうなのよあなたの影響は何時も悪い事ばっかり出るのよね、どっかの総理大臣みたいだわ』と不景気にぼやくママ「ごもっとも」でありますが、責任の一端はチームアドバンスの会長キング小野のせいでもあります。彼らをして「打倒キング小野」を無謀にも目標に掲げているのですから・・・。と言っているうちに兄の祐樹が程なくして小野さんがやってきた。
二人に悪影響を及ぼした悪人?に挿まれて今日のツインズの運命は如何に。と言うところですがこの二人よく見るとやる事なすことやっぱり双子なのでしょうか後ろから見たらどっちがどっちかわかりません。困るのは二人の嫁さんも同様らしく後姿では見分けがつかないくらいだそうでかすかに体臭で判断できるとか。
けだしヘラブナ釣りではお互いに競い合う敵同士らしく、午前10時になっても気温が上がらず食いが極端に落ち込んでヘラブナの気配がない厳しい釣りを余儀なくされましたが「今週の週間つりニュースの主役はお前らじゃ」と発破掛けたのがよかったのか「昼飯はフランス料理をおごってやる」と言っても「それよりヘラブナを釣った方がよかです(どうせチキンラーメンばい、また)」と二人の意気込みは凄く午前中のメーターのウドン釣りでは先ずは一尾龍二がリード、午後からの段差床ではお互いエサの工夫でしのぎを削り、グルテンの食わせで逆に祐樹が2尾ゲットで逆転、直後今度はウドンで粘って龍二追いつくデッドヒートを仲良く演じて夕暮れウキの見えないようになるまでツインズの釣りは続きました。でキングはというと盛んに竿は絞るもののコイばっかし、ハリスは飛ぶ仕掛けはめちゃめちゃ、集中しようにも愛弟子二人が熱心に質問を浴びせかける、仕掛けの疑問点やエサの作り方など頭の休める閑はない。という言い訳と極端な食い渋りはキングでもどうしようもなくあえなく本日はボウズでございました。
この結果にママは「へぇ珍しいこともあるのね、ねぇ総帥って若い頃はピーターによく似た二枚目なんですってね。一度お店につれてきて(きっとがっかりするからやめじゃ)」「今日はツケ全部払うばい」「またまた珍しいことって続くのね・・・はい伝票よ」「いちじゅうひゃくせんまんじゅう・・・・げっ!俺こんなにのんでねぇよ」「でも昨夜北橋兄弟が若い娘二人を連れてやってきてすっかりアナタのボトル空けちゃったから・・・」
そのときの二人の様子は・・・・
「叔父さんも馬鹿な事聞くよね、ヨメゴとヘラブナとどっちが大事だって」「そうよ自分はヨメゴに一度逃げられているからきっとヨメゴだけど。。。」そこで本日の結論、二人そろってツインズの究極のハーモニー「ヨメゴが怖くてヘラブナ釣りができるかってんだ!」
因みにツインズにかかわらず嫁さんを大事にしなかった釣り人の離婚の確率はかなり高いと言うことは明白な事実でございます。
今週は身内の事で申し訳ございませんでしたが来週は吉野池へと参ります。各種トーナメントにおいてのチームアドバンスの強さの秘密を例会を通じて探りたいと思います。
釈迦堂橋上流
2008/11/25
この度国土交通省ならびに県市各位の努力でついに長年いつ出来るかわからなかった道でしたが、ついに11月23日熊本市より釈迦堂経由宇土市立岡池を直通で結びます
「ヘラブナ街道」が完成いたしました。新しい釣り場の白川を渡り冬場でもボウズ知らずの無田川、加勢川、緑川、浜戸川、城南クリーク,富合の新堀を横目に30分のコンパスは膨大な釣り場を示し、立岡、花園池へとつながりました。
そこで早速緑川の釈迦堂橋上流の冬の深場釣りで大物をと意気込んで出かけましたのは22日午前中穏やかな水面にのんびり10尺の竿でオカメ段差底釣り、道糸0.8号、ハリス4号上10センチ下80センチ、ハリは上6号下ウドン1号。上エサはペレ底、ダンゴ底冬、サナギ粉、バラケ専用湖次郎スペシャルを当分量,〆は野釣りグルテン少々と粒戦。オカメは一発を使用した。
問題はウキであります。季節風で荒れる事を予想してカヤ10ミリの3ミリのデカトップ矢住二天作「ヤマトT」また向かい風でウキが手前に来る事を想定して万力の位置は左に設置して3メトル弱のドン深ちょうちん釣り。竿を最大限沈めて流れを最小限にしてやや右方向にエサを打ち穂先を操作して道糸のふけるのを防ぐ高度なテクニックで用意万端とする。しかしながら午前中の結果はハヤの入れパクで終始する。
これは想定内だし、魚の活性から考えると吉相と言えます。
土曜日は恒例のママの店へ「先週私の占いピッタシだったでしょう。今夜はツケ払ってよね。ところでどこ行くの?」「釈迦堂だけど」「あらキリスト教徒でお釈迦様・・・でも援軍ありて待ち人後で来ると出てるわよ」
その日のお昼珍しくもママがお弁当もって来てくれた。援軍と思ったが「まずい!」「なにかおっしゃって」「おいしいです、はい」
気を取り直して戦闘開始本日は敵は手強いようだから粘りと根性で総攻撃態勢、ピンポン玉大のエサをどんどんぶち込む。やがてハヤの食いが止まった。途端ウキが鋭く反応したがハリスが切れてしまった。これが三度続く。どうやらタナがやや上ずり気味かと段差を10センチ詰める。
今度はがっちり掛かった。冬とは言えこの場所のヘラブナはほとんど尺上が常という冬には嬉しいポイントのひとつであります。但し欠点は釣る前に覆い繁った葦を切り開く作業が必要です。
昼になると困った援軍が来る時があります。それは水上スキーが川の中央を走り出すことですがこれは寒いのでじっと昼寝を決め込んでいるヘラブナたちを叩き起こす役目をしてくれます。結果びっくりした魚達は岸辺に殺到することで腹は減てるし思わぬ目の前をゆらゆらするエサにパクリと来るのです。『あなたっていつもそうなんだけど、落ち着いて行動する前によく考えて釈迦堂橋を叩いて渡るような慎重さがあればきっと出世したと思うわ」とこれは本当ママによく言われたことだが、どうもヘラブナ的性格は『仕方ないわねまたツケなの」とママがぼやく?景気の良い俗世間の出世話には縁のない釣り馬鹿でございます。
季節風と時折水上スキーの作る波に翻弄されながらもウキはしっかりと消し込む鋭いアタリでヘラブナを誘導してくれます。葦の葉陰からもれるささやかな陽射しもかなり傾く夕暮れは釣れる楽しさの中で一抹の寂しさと冷え込みをつれてくる黄昏時「カラスが鳴いたら帰るんですよ」と今度はママ(ヨメゴ)の声が聞こえたような気がした。
母とヨメゴとお店のママ、三人のママにがんじがらめの人生ですがヘラブナだけは「落ち込みのアタリでパクリ、お誘いの竿捌きにパクリ、待ちの釣りでもパクリと俺の手のひらで自由自在となった今日の緑川でした。
今週の週間つりニュース「ウッカリさん」と「ヤスノリさん」
2008/11/11
立岡池の住人へラブナの「ウッカリさん」と「ヤスノリさん」は今日も仲良く朝の散歩と食事にお出掛け、立岡池のレストラン「花園」には熱心なヘラブナ釣り師が今日もせっせと美味しいエサを気前よく振舞ってくれている。このお二人同じへラブナなのだが性格は食べるつもりはないのについうっかりとエサを食ってしまう「ウッカリさん」好奇心旺盛でなにやら興味が湧くとすぐ食いついてしまう「「ヤスノリさん」。
人間世界で言えば「ねぇUちゃん!アナタってO型だからその気がないのについ手を出して怪我するタイプなのね気をつけなさ〜い」とママに言われる事しばしばの「ウッカリさん」。
「ねぇYちゃんあなたってB型だから誘惑に簡単に乗っちゃうタイプなの、だからよく考えて軽率な行動はだ〜メよ」とママに注意されるタイプの「ヤスノリさん」。
すっかり背景の山々の木々が紅葉して秋の深まりを感じるようになった、ここは宇土市立岡公園の二つの池、通称ひな壇とよばれるポイントに6日朝7時竿を出して「さて今日はどっちが沢山釣れるかな」と捕らぬ狸の皮算用。竿10尺道糸0.6号ハリス0.3号、ハリは【上はバラケ、ペレ道に粒戦でハリは5号、下は1号、)ウキは風で水面がかなり波立っているので視認性を重視しての矢住二天作「デカトップ3ミリのヤマトU」を使用する。
近頃この池ではトロかオカメかウドンかはたまた両ダンゴと種類豊富な釣り方で大賑わいの様子であります。本日は実演かねての二つの便利な道具のご紹介から致しましょう「ウッカリさん」も「ヤスノリさん」も寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
先ずは「ウッカリさん」用の便利な道具湖次郎考案「必殺掛けトロ」適当なカップに水を満杯にしてヒゲトロを浮かすように入れてハリをこの中に沈めて「必殺掛けトロ」で軽くかき混ぜると「はい!一瞬にして巻きトロ完成です!」
次に取り出した道具はマルキュウさんから新しく出たオカメを入れる容器「一発カプセルホテル」これがあれば一発が簡単に道具箱にしまえる、という便利なものだ。
最初はトロのセット【ハリス8センチと11センチ)で「ウッカリさん」を狙う事にした。師匠に破門されても使いたくなるヒゲトロは水中でフンワリフワフワと漂ううちにヘラブナの「ウッカリさん」が食欲なくてもついうっかりと吸い込んでしまう。「ハイ!一丁上がり」となる。これで午前中遊んでいたがイマイチ釣果が上がらない。
昼食後はリアルトーナメントの優勝者船越さんの仕掛け「段差オカメ」がよかばいということでハリス10センチと60センチにして一発勝負だ!ゆっくりと落ちていくオカメを眺めながら「美味しそう」と誘惑にかられてヘラブナの「ヤスノリさん」はついパクリ!
のっけから5連荘とで出し好調に「ありがとう!ヤスノリさん」型も尺上以上のこの時期には嬉しい釣果に気をよくしていたが突然立岡名物のカラツン地獄が始まった。一本強のタナだったが少し上げてみたが相変わらずカラツンで「ヤスノリさん」は1時間程なしの飛礫。
っそこへキング小野登場「さすが千両役者よかとけきてくれた」と早速人生相談ならぬヘラブナ相談「どうしたら釣れる?」に「ハリスをやや短く8センチと40センチにしたら」とありがたい御託宣の結果は再び「ヤスノリさん」が次々竿を絞ってくれた。
本日頭の中でこんな事考えて釣った楽しいヘラブナ釣りでした。因みにいつもは単純な性格でヘラブナ釣は理屈は二の次
どっかのオヤジ殿とおなじで「気合だ!」でやるO型タイプの私でございますです。
第三回リアルトーナメント取材顛末
2008/11/04
ヘラブナ釣りの楽しさのひとつに「競う」という分野がある。全国で数多く競技会が開催されているが近年熊本はもとより九州でも競技会が開かれる場面が多くなった。その中心に位置するのがキング小野ことチームアドバンス会長の小野魚愁氏である事は誰もが認めるところだ。
そのひとつ今回取材したチームアドバンス主催の「第三回リアルトーナメント』
この競技会は単なる腕を競うトーナメントとはやや違っていてヘラブナ釣りの楽しさを何時も再認識させられるものであると私は過去2回の大会で痛切に感じている。とくに今回はヘラブナ釣りの「ボウズ食らって楽しいのか?」という端から見れば摩訶不思議な世界を最初から最後まで勝った人も負けた人も見物をしていた人も感じていただけたと思う。本日はなぞの池では、あるときは感動あり、哀愁?(買収)あり、意外性あり、抱腹絶倒の場面ありで取材の私には大変美味しい話題の数々「ヘラブナ釣りってこんなに面白かったっけ」
以下敬称略で・・・・
今回の参加者は遠来の広島より中国地方の刺客上東、北九州若武者船越をはじめとしてAブロックは船越、友枝、吉本Bブロックは大脇、城塚、小野、Cブロックは和田、市村、園田、上東、Dブロックはコズエ、森重、山本。そしてAブロックに突如殴りこんだ湖次郎と昨年度チャンプの特典で勝ち残りの総数15名
午前8時波乱万丈の競技会スタートだ!
開始直後Aの吉本が早くも2尾の釣果をあげて「これはいける」と何故か全員思った。結果は吉本一回戦一位の釣果であがりあとは超悪おじさん友枝、ビールで突然変身の陽気な酔っ払い船越、10尺で勝ちに行った湖次郎の三人はボウズでじゃんけんでとなった。終了間際の三人の会話では船越『ちょき』友枝は「俺はぐう」で湖次郎は『パー』と宣言結果は友枝さすがに老獪「ちょき」をだして正直者?湖次郎沈む
Bは明後日のジョーこと城塚一尾先行、大脇終了間際にキング小野を蹴落とす一尾で勝ち上がり「俺の実力をみたか」と怪気炎!Cは上東一尾ながら勝ち上がりあとはアドバンス生え抜きの実力者和田、この池になれているベテランの園田も激渋のへラブナに閉口参院ボウズでじゃんけんぽんで園田無念Dは全国組の実力者せんせい事山本はヘラブナに「はい!おくちあけてください」と優しく対応するもヘラブナは言う事を聞かず。森重もマルキュー全国大会での大活躍が夢ではないかのボウズで今回紅一点のコズエちゃんに女性の弱みにつけこむ汚い手「カルテェの指輪ばこうちやるけん」と2回戦事態を説得、それをあさり承諾した女のしたたかさでコズエちゃん姿を消すことに。
2回戦は前回チャンピオン特典で1回戦免除の彼女はたった一人ですという素直か?(砂岡)駿登場第一ブロック6名第二ブロック5名で各ブロック3名勝ち上がりでスタートするもヘラブナのご機嫌は直らず前回のチャンプはフアイナルに進めないのジンクス通り砂岡ボウズであえなく姿を消す。一回戦好調の吉本2尾でトップで城塚、山本、上東、船越もしぶとく残り市村も運を見方にして勝ち上がる。森重はヘラブナに逆に竿をとられてしまいボート遊び?に終始して釣りにならず。大脇は打倒小野を果たして満足したのか、裏切りの「ちょき」で悪運尽きた友枝はここで沈む、園田もヘラブナのまさか不機嫌に無念の敗退
誰が優勝するかではなく誰が運よくヘラブナを釣るかで決まりそうな決戦の午後2時だったが終了30分前まで船越、城塚、上東各一尾で並び吉本、山本、市村はゼロ。しかし誰にもチャンスが残されているような時間帯に突入した。市村は突如仕掛けを切られて大魚を逃がす。山本、城塚はハリス切れとバラシで時間をロス、10分前で吉本両ダンゴに変えて一尾げっと反撃態勢かと思われたが1、2回戦の最高釣果は優勝できないジンクスがあり、おめでとうの言葉は新婚のお祝いのみとなるか。
上東と船越の差は検量次第だが見た目やや大きい上東有利の5分前段差オカメの船越の竿が曲がる、と同じくウドンセットの上東も竿を曲げる。船越2尾ゲット、上東ここで痛恨の玉網直前のばらし。船越ガッツポーズ!続いて3尾目、ここで決まったかと思ったが焦ってばらす。勝負は3分残すのみここで吉本のウキの動きが活発になり、城塚も諦めていない。主催の小野の非常のカウントダウン残り10秒までいや一秒まで釣るも見るもまさに手に汗握るフアイナルでした。
船越酔った勢いで?念願の初制覇、上東今一歩及ばずの2位、明日のジョーになれなかった城塚3位の結果でした。
いつもならばキング小野として主役を勤める小野魚愁の姿がなかった今回ですが???というより消されたみじまなキングでござんしたが数々のビッグな大会出場、ポテンシャルVをはじめとする各種トーナメントの主催、チームアドバンス総帥としてのご苦労を考えればリアルキングとしての地位は自他共に認めるところでしょう。よいしょしてどやん!
竹山ダム
2008/10/30
超のつく釣り馬鹿集団「火の国よくたれ会」今年の最終章は例年通り鹿児島の竹山ダム釣行で幕を閉じる事となった。集団といっても総勢4名内今回は2名が欠席ということで私と丸山さんの二人の釣行となった。欲の深さだけは一騎当千!午前3時に小雨の熊本を出発暗い夜道と明るいトンネルを幾つも通って約二時間半鹿児島県に入ると雨はやんでいた。竹山ダムはまだ薄暗い景色の中だが気温も例年より高いようで水面にもじるへラブナの数も多い
。この時点でどうやら釣り気分は早くもハイテンション「今日こそは50センチを釣るぞ!」と朝食もそそくさとダム堰堤を駆け下る。ゆるい傾斜がまさかの坂とは露知らず18尺の竿に願をこめての仕掛けは道糸2号ハリス1号ハリは8号とやや細仕掛けだが代打要員は3年2組をちゃんと用意して「60センチでもドンとこいだ」と意気込みと欲望は果てしない。ウキは今回は強い風に波立っても平気な視認性の凄い矢住二天作超デカトップ4ミリの「ヤマトT」どこまでトンカチウキだからアタリは鋭いし、竹山名物のブルーギルノアタリも苦にならない。エサは午前の部は尺上と粒戦、食わせはヒゲトロ。立岡の池と同様のエサで望む。というのもタナ1本の浅タナでの釣りとなる、しかも先ず午前中は精々釣れて40センチそこそこと小型だから、いつも竹山ダムの秋は夕方勝負が通例なのです。
「先ずは小手調べに小型と遊ぶか!」とこの時点でも余裕綽々でありました。
釣況もすこぶる快調な出足でタナ一本で「なんでマブナの入れ食いなの?」と嘆くほど思わぬ浮き浮きのマブナ軍団に悩まされながら結構にデカイ尺マブに本番前の練習だと。ここでも気分は上昇気流にかわりなく。これで巨大なヘラブナの来襲が待ちどうしい二人でしたが不安なのは日曜日なのにほかに誰一人釣り人がこないことであります。そう言えば近頃さっぱりこのダムのドンであります篠原さんからお呼びが掛からない「早ようこんかい今大きいのが釣れてるよ!」と親切な嬉しい情報があるのだが、それでも「今日が秋本番の始まりにしようぜ」と先ずは昼前に腹ごしらえの焼肉のバーベキューときた。そしてお昼寝で十分に英気を養って後半戦に望む。巨大なヘラブナは狙って釣れるものではないがAPC湖次郎が考えた竹山ダムのヘラブナの日常生活の習性は意外と事ここにあらず「敵は本能寺」ならぬすぐそばの鹿児島溝辺空港の発着時刻が午後2時頃より頻繁になりそのたびに聞こえるのはジェット機の爆音もしくは電磁波、計帯電話の発着信音にヘラブナが反応するのは周知の通りだが事ジェット機となるとその影響は大なるものがあると考えれば爆音が聞こえるたびにヘラブナ以外の魚も反応するようで本日はマブナが大いにウキを動かしてくれる。
竹山ダム一昨年の「火の国よくたれ会」の矢住さんの記録52.8センチは10月25日、この時はのんびり昼ごろ到着狙い通りの午後4時過ぎどんときたものだったし、この日の状況もこれに類似するものであった。
ならば本気もモードの3年2組は当然であります。エサも尺上と軽麩を2対1プラスの粒戦に変更「これで万全だ」と戦闘開始は午後1時。
ここからまさかが始まりだした。気温が小雨の影響かぐんぐん下がりはじめだすさぁこれから4時ごろにはマブナのアタリもなくなった。水温と気温のギャップが先ずらしい水煙となってダムの水面を漂い始める。思わぬ事態は体温の低下も「ぶるっときたぜ」
いつものことだがダム屋稼業のお出かけに初着物でまさか赤坂並木坂「今日はこれにて一件落着」と余裕の引き上げは「え!もう帰ってきたの?」とお留守番の山ノ神もびっくりでござんした。
ということで今年も大変お騒がせの「火の国よくたれ会」総決算は湖次郎48センチ(鐙の池)矢住さん48センチ【竹山ダム写真)丸山さん46.5センチ(塚原ダム)四方堂さん48センチ【市房ダム)で無事終了致しました。
50センチには届きませんでしたが充分に満足のできる結果でした。これは各方面のスペシャリストの皆様のご協力なしでは出来る結果ではありません。紙面を借りまして厚く御礼申し上げます!来期も週間つりニュースのステッカーの貼ってある55−27(55センチのへラブナ)ナンバーの車にはくれぐれもご注目下さい。
花園の池
2008/10/25
放射冷却現象のお陰で宇土市花園池の水面は水煙が立ち込める幻想的な風景を醸し出す17日早朝6時半ようやく夜が明けたというのに常連の釣り人はすでに釣り座を作っている
熊本で今一番人気のあるヘラブナ釣り場らしい光景だ。散歩を楽しむご近所の方々との朝の挨拶をしながら私も早速釣り座を作る事にした。駐車場すぐ下の通称「ひな壇」の一番西よりは好ポイントのひとつだ。
今日は珍しくエサにこだわってみる事にした。ヒゲトロのセット釣りに徹する事にしたのだ。というのも自身考案の「必殺掛トロ」のいう名の新しい道具の改良バージョンを実戦で試す事にしたのだ。
竿9尺道糸0.8号、ハリ6号、ハリス0.4号(12センチ、7センチ)いつもは段差3センチだが今日は大型が狙えると思い5センチの段差とした。ヒゲトロのセット釣りでは上エサが問題となる。いつもはジャミの様相子を見て判断する事にしているが最近ブルーギルが少ないようなのでややソフトタッチで集魚力のあるエサを作る。白ベラと尺上をベースに粒戦を加えて軽麩で〆る。後は手水で調整しながらとなる。
ウキは大エサに耐えれる姫工房作「メタボちゃん姫火国#2」2ミリのデカトップが鮮やかに水面に映える。目盛設定が重要だ。5目盛出しの上エサ馴染2目盛を目安に先ずはエサをポイントに充分に叩き込む。タナ一本半と通常よりやや深めで開始。やや寒ささえ感じられる午前7時、それから30分後ウキにヘラブナの集合反応が出た時点で「必殺掛けトロ」の登場となる。
カップにやや浮き加減にヒゲトロを作りひょいと掛けてハリに巻くその間1秒も要さない速さ、後ろで見ていた釣り人が思わず『ほう〜〜』と感嘆の声を発する。
さてその結果はウキが立つ馴染1目盛半、それから徐々に上エサが溶けて4目盛残しでドンと消し込む、もしくはズルッとしたアタリ、これはヒゲトロ特有のアタリだ。この2種類に限定して合わせる事にした。
寒さのせいかヘラブナの食いがやや悪い事は想定内のヒゲトロのセットだが最初の一尾から釣れたヘラブナは全て尺上とどうやら作戦通りになったようだ。こうなるとなんだか嬉しい釣り心となって朝の冷え込みも苦にならないほどだ。
トロロ昆布はヘラブナ釣りの邪道だと断言する釣り人も多い、実は私もその一人だ「元来エサとは魚が食うものであってトロロのように食うより吸い込ませるというこの技?はへラブナに言わせれば卑怯千万!どうにかエサを突きながらハリがかりしないように努力をするヘラブナを騙すようなもんだ」
このヒゲトロを私に最初に教えて下さったのはマルキュウのチーフインストラクター小山圭造さんだった。小山さんが使うのならヘラブナの邪道ではないと早速使い始めた矢先のことだった。鬼より怖い私の師匠(おやじ)がやってきて「お前まさかヒゲトロは使ってないだろうな、最初から芯のこりするようなエサは言語道断だ!トロロ昆布はへラブナのエサとは俺は絶対認めんぞ!使ったら破門じゃ」「つつ・・使ってはおりません、はい!」とそばにあったヒゲトロの袋をそっと隠した。
以来師匠(おやじ)の前ではヒゲトロは使わないが、このエサは面白いのだ!上エサを食っているヘラブナは積極的な奴で全てに行動的でおしゃべりだ。ヒゲトロを仕方なく吸い込み結果釣られる損な役目のヘラブナはどこか消極的で控えめで無口なもの静かなヘラブナと思える。それはまるでわたしのような・・・・「そっちがうまいのにどうしておれはこれしか食えないの」「アナタはそれで我慢しなさい」どっかの家庭と同じなんだ。
この場所の常連の話は最近入れ食いがないが時間5尾前後と退屈はしない釣りだが日によっては午後3時頃より地合が立つとのことだったが
まさに本日はその通りで3時以降は面白いように釣れ始めた。花園名物尺上の入れ食いだ!夢中になって釣っていたが秋の陽はつるべ落としとか午後5時から夕暮れの来るのが心持早いような感じの終(しまい)べラは尺二寸、今日はヒゲトロ正解!
これで破門も決定的だが、近頃うちの師匠(おやじ)はすっかり甘党!好物のいきなりだごでご機嫌取りに行く事にした。
背振ダム泣いたー
2008/10/14
秋の大釣りのシーズンを迎えどこかデカイへラブナの釣れる場所ないかと思案の1週間、背振ダムに詳しい地元の親切な釣り人から第3ワンドか第5ワンドなら可能性があるよと嬉しいアドバイスをもらって正午過ぎ熊本を出発。運転は「「火の国よくたれ会」のテクニシャン丸山さん先週50センチクラスが釣れたと聞いては「いかざなるまいて」と一路標高600メートルの背振ダムを目指す。
到着したのは午後3時頃、この頃から一人二人と常連の釣り人が其々の思いでポイントに入り始める。どの場所も釣り座が設置できるように藪を切り開いて作ってある。前人に感謝しながら通称第五ワンドに運良く釣り座を設置する事が出来た。いつもならすぐに竿出しとなるが本日は夜釣りとなる為その準備をする事から始まる。18尺の竿をリズミカルに捌きながら確実にピンポイントにエサを叩き込む単純な動作を繰り返しながらウキの調整を入念にして、底釣りを想定して底立ても怠りなく夜を待つ。本日の仕掛けは18尺の竿、道糸1.5号、ハリス0.8号、ハリ7号の大釣りにしては細めの仕掛けで望む使用したウキは矢住二天作「デカトップ朱美ちゃん」ナイターウキを使用せずウキの微妙な感度を重視した。デカトップなのでライトはフィルターを掛けた照らしで望むことで大型のヘラブナの警戒心を和らげる。
エサは尺上とイモグルに粒戦を加えてじっくり待つ作戦はナイターの常道だがせっかちな釣心にはどうにももどかしい一面がある。おまけに口数も制限されてストレスは溜まるばかりの夜が更けていく。それを一機にに解消してくれたのは秋の夜空だった。湖面に何か小さなキラキラ光るものが・・・・「何だろうか」とふと見上げれば果てしなく広がる満天の星空、ひときわ目に付くのは秋の夜空の主役ぺガスス座の四辺形、どの星も鮮やかに輝く昼には経験できないまさに「星空のロマンス」だ。ウキの動きを観察するよりしばらくはこの悠久の宇宙のかなたへと思いをはせてみるのも一興か。
どこかにこの地球と同じ星があってきっとヘラブナ釣りをしているのだろうかと馬鹿な事をまともに考える。頭上が「星空のロマンス」まらば地上はこれまた100パーセントの大自然の中に埋没していく自分があった。あくまでの静かな背振の山は遠くで鹿の鳴き声が聞こえる。近くでは野鼠の走る足音、女郎蜘蛛が糸を吐くかすかな音まで耳にする事が出来るまったくの静寂の中で秋の夜は更に更けて気温10度になりまるで冬のような強烈な寒さが襲い掛かる。湖面のもやが立ち込めるようになってウキのトップも見えにくくなる悪条件が重なる。あまりの寒さに今年初めて防寒着を着用して頑張ったけれど一度だけスレタだけのなしの飛礫で午後10時にあっさり中休め、本日のもうひとつのヘラブナ釣りのお楽しみへと移行する。
取りい出しましたはカセットコンロにフライパン途中で買った焼肉用特上カルビー、鍋焼きうどん、もちろんビールもだ。「ヘラブナちゃんは愛想無しだけどこの大自然はルネッサンス!かんぱ〜〜〜い」本日欠席の「火の国よくたれ会」の二人をこき下ろす美味しいおつまみも添えて酔って二人は上機嫌。「ボウズが怖くてダム屋稼業はつとまるかってんだ!」と寒さを吹き飛ばす怪気炎は背振の山を真っ赤に染める?
明けて午前3時再び戦闘開始、モジリが次第に近くなって期待が膨らんだが夜明けと共にアタリすらなくなる結末に午前8時無念の終了となった。まぁこれは想定内のダム屋の宿命であります。珍しい雲海を形成した背振の山の景観を愛でつつ「色気のない朝帰りだ!」とうそぶきながら下山する。
因みに我等「「火の国よくたれ会」はいよいよ鹿児島竹山ダム攻めでダム屋稼業は最終章となる来週以降に乞う期待!
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